前科があるとクレジットカード審査では厳しいのか?

クレジットカード審査と前科履歴との関係基本的に、クレジットカード審査では審査申込者の属性情報と個人信用情報機関に登録されている信用情報の内容を元にクレジットカード発行の可否を判断しています。

そのため、審査申込者の現在の住所や勤務先などの属性情報や信用情報の登録内容は、クレジットカード審査ではかなり重要となってきます。

 

信用情報の種類と登録期間はこちらの記事で

信用情報には何が登録されているの?クレジットカード審査では、クレジットカード申込者の住所や氏名、勤務先などの属性情報と現在及び過去の金融商品利用による支払や延滞などの信用情報を精査した上でカード発行の可否を判断する事になります。まあ、自分の属性に付いては目に見えるものなので、その内容はすぐに判断出来るものですが、個人信用情報機関に登録されている信用情報については信用情報の開示請求を行わない限り私たち一般市民にその内容が分かる事はありません。ですので、審査に落ちて困っている方は、その原因が信用...

 

そして、この信用情報には審査申込者の金融商品利用情報が登録されており、属性情報関連では氏名はもちろん現在の住所や電話番号、勤務先情報などの本人申告情報が登録されています。

ただ、過去に訳あって罪を犯した事のある人は、この前科履歴が警察や個人信用情報機関の信用情報に登録されていると思い、クレジットカード審査への申込を断念している場合があります。

もっとも、こうした前科履歴は警察はもちろん関係各所に登録されていると思う事は仕方ありませんが、実際にはクレジットカード審査では前科があると厳しいのか?について今回の記事で説明します。

 

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前科履歴が登録されるのは限られた名簿のみです

この前科履歴ですが、この情報が登録されているのは警察の他に市区町村役場内の保管されている犯罪人名簿のみになっています。つまり、クレジットカード審査の際に照会される個人信用情報機関の信用情報には登録されていません。

ちなみに、この犯罪人名簿ですが公的機関以外の一般の人や各企業が閲覧する事は出来ません。つまり、過去に罪を犯した人の履歴(前科履歴)は、クレジットカード会社では調査・確認する事が出来ないため、この前科履歴が直接クレジットカード審査に影響を与える事はありません。

前科履歴よりも過去の延滞履歴の方が重要です

先程も説明しましたが、過去に前科履歴のある人はその情報がクレジットカード会社には分からないため、結果クレジットカード審査に影響を与える事はありません。ただ、過去にクレジットカードや各種ローンを利用している時に罪を犯して捕まってしまった場合には注意が必要です。

というのも、基本的に服役中には、銀行や郵便局などの金融機関へ出向きクレジットカードや各種ローンの利用代金の入金を行う事が事は出来ませんので、その結果毎月の支払いを延滞する可能性が高くなります。(面会者に入金を依頼すれば利用代金の支払いは可能)

すると、クレジットカード会社では自社顧客が捕まっているという事は分からないため、銀行口座からの引き落としが出来ない場合には延滞情報を信用情報に登録する事になります。そして、服役期間が長くなればなるほど延滞期間も長くなってしまうため、信用情報には重大な金融事故情報として長期間登録されてしまうのです。

 

信用情報に異動が登録されていると審査に通りません

CICに異動が登録されると審査に通りませんCICと言えば、日本にある個人信用情報機関においてその歴史は古く、また日本にある金融会社のほとんど(銀行系を除く)が加盟しているため、CICに事故情報が登録されているとクレジットカード審査はもちろんオートローンや住宅ローン審査など金融商品全般の審査に通らないと言われています。そんなCICですが、信用情報に事故情報の中でも重大な事故情報にあたる異動が登録されていると、ほぼ間違いなくクレジットカード審査に通りません。 もっとも、クレジットカードの中にはCICに異動が...

 

その結果、服役期間を終えて世間に復帰して、クレジットカード審査に申し込んだ場合には、過去の長期延滞情報が信用情報に登録されているため、審査に落ちる可能性が非常に高くなってしまいます。

前科履歴のある人は信用情報の開示請求を行って下さい

直接前科履歴がクレジットカード審査に影響を及ぼす事はありませんが、長期延滞情報は審査に影響を及ぼすため、過去に前科履歴のある人は、クレジットカード審査申込前に個人信用情報機関に登録されている信用情報の開示請求を行って下さい。

特に、出所してからの期間が5年以下の場合には、信用情報に長期延滞情報が登録されている可能性が高いため、すぐにでも信用情報の開示請求をお勧めします。

 

信用情報の開示請求はこちら

 

そして、信用情報に長期延滞情報が登録されていなければそのまま審査に申し込む、長期延滞情報が登録されていたら延滞料金を支払いその情報が削除されるまで待ってから審査への申込を行って下さい。

クレジットカード審査に通らない原因を究明せずに次から次へと審査申込を続けてしまうと、大抵の場合は審査に通る可能性が低くなってしまいます。

 

また、信用情報から事故情報が削除された場合には、審査で重要になるクレジットヒストリー(以下クレヒス)が全く無い状態になります。そのため、クレヒスが無い人は、まずは審査の緩いクレジットカードで良好なクレヒスを積み重ねる事をお勧めします。

信用情報に良好なクレヒスの登録が全く無いと、大抵のクレジットカード審査では不利になる可能性が高いため、まずは良好なクレヒスを作るところから始める事をお勧めします。

 

学くん学くん

良好なクレヒスは、クレジットカード審査に通るための近道になります。