自己破産申請中のクレジットカード審査申込は可能?

自己破産申請中クレジットカード審査では、原則満18歳以上で高校生以外の人であれば、いつもでクレジットカード審査に申し込む事が可能です。(未成年は親の承諾が必要)そのため、中には現在自己破産申請中にも関わらず、クレジットカードが欲しくて審査への申込をしたい人がいるようです。

もっとも、現在の世の中はクレジットカード社会となっており、クレジットカードが1枚無いと不便だと思う事があるため、現在自己破産申請中で今まで利用していたクレジットカードが使えなくなったとしても、別のクレジットカードが欲しいと思うのかも知れません。

そこで、今回の記事では、現在自己破産申請中の人でもクレジットカード審査への申込を行っても大丈夫なのか?について説明します。

 

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クレジットカード審査への申込は問題ありませんが・・・

クレジットカード審査への申込条件は、基本的に満18歳以上で毎月安定した収入があるという事なので、この条件を満たしているのであれば現在自己破産申請中の人でも審査への申込は可能です。

ただ、これはあくまで審査への申込が可能という事だけであり、実際に審査に通るのか?と言えば、ほぼ間違いなく審査に通りません。

自己破産申立情報は個人信用情報機関の信用情報に登録されます

自己破産申請中という事は、裁判所に自己破産の申立を行ったという事になりますが、この自己破産の申し立て情報は各個人信用情報機関には下記のように登録される事になります。

●CICには自己破産申立の日時と共に異動情報が登録
●JICCには自己破産申立の日時と共に破産申立情報が登録
●KSCでは自己破産申立の日時とその情報が登録(その後官報に掲載されればその情報も登録)

 

という事は、裁判所に自己破産の申請を行った場合には、各個人信用情報機関の信用情報に自己破産の申し立て情報が登録されますので、この状態でクレジットカード審査に申し込んでもほぼ間違いなく審査に通りません。

つまり、現在自己破産申請中の人はクレジットカード審査に申し込む事は可能ですが、ほぼ間違いなく審査に落ちますので、申し込むだけ無駄という事になります。

 

学くん学くん

自己破産の申し立て情報はある一定期間各個人信用情報機関に登録されます。

仮にクレジットカード審査に通った場合には?

これは、可能性としてはかなり低くなりますが、自己破産申請時の属性情報からほぼ全ての属性情報を変更出来た場合、自己破産申請者とクレジットカード審査申込者とでは属性情報の上ではほぼ別人になるため、クレジットカード審査に通る可能性があります。

ただ、万が一クレジットカード審査に通ってカードが作れたとしても、自己破産申請中=免責許可が下りていない状態になるため、場合によっては免責不許可になってしまい、自己破産が成立しな可能性があるのです。

 

というのも、自己破産では免責許可の決定を受けて初めて債務が無くなるため、免責許可の決定が下りない場合には現在の債務全額が残ってしまうのです。

そして、自己破産の免責不許可事由の中には、自己破産する事が分かっていながら新たに借金をした場合という項目があり、自己破産申請中にクレジットカード審査に申込をして作った場合にはこれに抵触する可能性があるのです。

 

また、万が一自己破産申請中にクレジットカードが作れたとしても、自己破産の手続きにおいては免責許可または不許可の決定を出す前に裁判所の裁判官による尋問があるため、この尋問の際にその事が発覚する可能性があるのです。

そして、裁判所に自己破産申請中にも関わらずクレジットカードを作った事が発覚した場合には、この事が免責不許可になる可能性があり、結果として自己破産しても債務が残ったままになってしまうという、最悪の状態になってしまう可能性があります。

そのため、自己破産申請中は何もせずに、裁判所の指示に従って免責許可の決定が出るのを待って下さいね。免責不許可となってしまったら、自己破産申請の意味が無くなってしまうのですから。

 

学くん学くん

自己破産申請中には免責不許可事由にならないためにも、クレジットカード審査への申込は控えて下さい。