消費者金融からの借入はクレジットカード審査へ影響するのか?

消費者金融の借入とクレジットカード審査

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目次

消費者金融のキャッシングについて

毎日のようにテレビCMが流れているため、すでにその詳細はご存知かと思いますが、この消費者金融では、各種広告やテレビCMでも分かるようにいつでもお気軽に銀行や各種コンビニなどの提携ATMより現金を引き出す事が可能となっています。

消費者金融の借入とクレジットカード審査

いつもで気軽に現金を引き出す事が可能なので、急な出費でお金が足りなくなった際には、消費者金融のキャッシング審査に通っていればすぐにでもお金を借りて窮地を凌ぐことが可能になります。

そう、近くに提携ATMさえあれば基本的に24時間365日の利用が可能となっていますので、お金が足りなくなった際には強い味方になってくれます。

 

ただ、金融業界では消費者金融からの借入がある=毎月の生活に困っているのではないのか?というイメージが強いため、その返済能力に疑問が残る可能性もゼロではありません。

そのため、現在継続して安定した収入がある方であっても、この消費者金融からの借入がある場合にはクレジットカード審査への影響が少なからず出てくる場合があるため注意が必要です。

 

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消費者金融からの借入は総量規制の対象です

当サイトでも何度か解説していますが、現在日本で発行されているクレジットカードには通常のショッピングや各種サービスでの利用が可能なショッピング枠と、提携ATMから直接現金の引き出しが可能なキャッシング枠という、2つの枠が付いています。

もっとも、クレジットカード全体の利用限度額にキャッシング枠も含まれているため、ショッピング枠の中にキャッシングでの利用が可能な枠(利用金額)が設定されているのです。

という事は、カードのショッピング枠が50万円でキャッシング枠が20万円の場合、クレジットカード全体の利用限度額は50万円という事になりますが、この中でキャッシング枠の20万円は貸金業法における総量規制の対象になっているのです。

 

総量規制には注意が必要です

[blogcard url=”https://creditcardinfo2015.net/crecatukurikata/crecasoryokisei”]

 

そして、この総量規制は消費者金融のキャッシングも対象となっており、すでに他のクレジットカードのキャッシング枠や消費者金融のキャッシング利用残高が年収の1/3を超えている場合には、クレジットカード審査ではかなり不利になると言わざるを得ないのです。

ちなみに、現在総量規制の対象になる借入残高が年収の1/3を超えており、クレジットカード審査へキャッシング枠=ゼロで申し込んだ場合にはキャッシング枠がないため審査に通る可能性はゼロではありませんが、借入残高が多い事に変わりないためあまり得策とは言えません。

 

[char no=”3″ char=”学くん”]クレジットカード審査において、総量規制は利用限度額にも直結するため十分注意する必要があります。[/char]

消費者金融空の借入はお金に困っているというイメージが強いです

クレジットカード会社からではもとより、一般社会においても消費者金融ではいつでもお金を借り入れる事が可能となっているため、お金に困った人がすぐに借り入れに行くところというイメージが強いです。

そして、これは例え急な出費でお金が必要になった、給料日までのつなぎでお金が必要など、日々の生活においてお金に困っているという訳では無かったとしても、顧客のそういった事情についてはカード会社側で把握する事は困難です。

また、借りては返す、その後また借りては返すを繰り返していると、日々の生活においてかなりお金に困っているという事が容易に想像出来るため、審査ではかなり不利になると言わざるを得ません。

消費者金融からの借入は回数も重要になります

この消費者金融からの借入はクレジットカード審査へ少なからず影響を及ぼしますが、これは先程も少し触れましたが借入残高もそうですが借入回数も重要になってきます。

例えば、20万円を1回のみキャッシングで利用した場合と1ヶ月に4万円を4回(合計16万円)をキャッシングした場合、この両者ではどちらのケースがクレジットカード審査で不利になるのか?について解説します。

 

そこで、この例では一見すると20万円のキャッシングをしている場合が借入金額が多いため、クレジットカード審査では不利になるような気がします。ただ、実際には1ヶ月に4回もキャッシングの利用がある事自体問題になるのです。

というのも、毎月数回キャッシングを利用しているという事は、日常的に生活資金に困窮しており、借入金の支払いにも計画性が無いと判断されるためクレジットカード審査では不利になってしまいます。

 

特に、この利用に関しての計画性が無いという事は、審査においてはかなり致命的になりかねませんので注意が必要です。また、借入回数が多いという事は一目でお金に困っているという事が分かりますし、そもそもお金に困っていない人はそんなに多くの回数の借入は行いませんから。

ですので、現在消費者金融からの借入がある方は、なるべくその借入を完済、もしくは大部分を返済してからクレジットカード審査への申込を行った方が良いです。

 

[char no=”3″ char=”学くん”]消費者金融からの借入もそうですが借入回数もクレジットカード審査へ少なからず影響を与えてしまうため注意が必要です。[/char]

まとめ

現在、消費者金融から借入をしている人で、今後クレジットカード審査に申し込もうという人は、今すぐ消費者金融へ多少なりとも返済を行い、借入残高を減らしておく事をお勧めします。

理想は、消費者金融からの借入無しですが、多少借入があったとしても他の属性や信用情報に問題が無ければ審査に通る事は十分可能です。


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この記事を書いた人

【簡単なプロフィール】
クレジットカード情報を得意としたクレジットカード専門家であり、現在10枚のクレジットカードを保有中。
数多くのクレジットカード審査での経験を元にした審査関連情報やクレジットカード利用に関する各種情報を発信中。

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