審査では独身と既婚者の扱いが異なります
日本国内においては、既婚者の方が独身者よりも2倍多くなっています。(2005年度の国税調査結果による)もっとも、この調査結果は今から約10年以上前のものとなっており、現在では若年層の独身傾向が多くなってきているため、今後も若年層の独身傾向は続くのではないか?とも言われています。
もっとも、独身には独身の良いところ、既婚者には既婚者の良いところがあるため、独身を選ぶか結婚を選ぶかは個人の価値観の違いとも言えます。ただ、結婚したくても出来ない人もいます。
それは置いておいて、これはクレジットカード審査へ申し込んだ人であれば分かると思いますが、クレジットカード審査への申込書の中には、『配偶者の有無』という項目があります。
そして、この配偶者の有無という事からも分かるように、クレジットカード審査では、配偶者有り=既婚者と配偶者無し=独身との両者には、少なからずその扱いが異なっています。
そこで、今回の記事ではクレジットカード審査において独身と既婚者とでは、一体どのような違いがあるのか?について説明します。
[quads id=1]
既婚者にはお金の自由があまりない
一般的に、既婚者には配偶者(夫や妻)がおり、さらには子供がいる場合があります。という事は、クレジットカード審査申込者は自分1人ではないため毎月それなりのお金(生活費)が掛かっている事になります。
そして、毎月の生活費には食費や光熱費、さらには教育費や住宅ローンなど、人によってその金額に違いはあるもののそれなりの出費があるため、審査申込者が自由に使えるお金は少ないと予想されます。
これに対して、独身では毎月稼いだお金をほぼ自由に使う事が出来るため、既婚者に比べてお金に余裕があるという観点から言えばクレジットカード審査では独身>既婚者になりそうな感じがします。
ただ、クレジットカード審査ではもちろんお金に余裕があるという事も重要ですが、それ以上に重要な事があるのです。
基本的に既婚者は引越しが難しい
基本的に既婚者の場合には、審査申込者(本人)の他にも家族がいるため、自由気ままに引越しをすることは出来ません。もっとも、転勤族であれば定期的に引越ししていると思いますが、そうで無い場合にはある程度の期間住所は固定されています。
また、子供が小学校や中学校に通っている場合には、引越しすれば学区が変わる=他の小学校や中学校に編入する必要があり、そうなってしまうと1から友達を作らなくてはならないため、子供の事を考えて引越しはしない家庭もいる事でしょう。
そのため、既婚者は引越しせずにある一定の期間、または一生住所が変わらないケースが多くなっている事が現状としてあります。
独身者は好きな時に引越しする事が可能
これに対して独身の場合には、1人身のため自由に移動=簡単に引越しする事が可能になります。今住んでいるところが飽きたから、近所に住んでいる人がうるさいからなどの理由から、簡単に引越しする事が出来るのです。
もっとも、引越しするためにはお金が必要になりますが、独身であれば既婚者と比べお金に余裕があると思いますので、そこはあまり問題にはならないと思います。
ちなみに、この記事を書いている私も、独身時代に数回引越しした事がありますが、何と言っても1人なので候補物件も多数あったため、物件探しもそれ程難しくなく引越ししていた経験があります。
ただ、クレジットカード審査においては、この自由に引越しする事が可能であるという点を嫌っています。というのも、顧客が万が一毎月のクレジットカード利用代金を延滞をした場合に、ある日突然引越しされてしまったら所在確認が難しくなる=顧客と連絡を取る事が難しくなってしまうからです。
さらに、この場合顧客からの連絡が無ければ、クレジットカード会社側で顧客の引越し先を突き止める必要があるため、時間と経費が掛かってしまうと共に、万が一顧客の行方が分からなくなれば延滞継続=カード利用代金の回収が困難になってしまいます。
ですので、クレジットカード審査では、いつでも顧客の所在を把握する事が可能な既婚者の方が独身よりも優遇される傾向があります。
[char no=”3″ char=”学くん”]クレジットカード審査では審査申込者の定住性を重要視しているため、独身よりも既婚者の方が有利になる傾向があります。[/char]
コメント