途上与信とその頻度はこうなっています

途上与信とその頻度

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目次

クレジットカードと途上与信の関係

クレジットカードを持つためには、各クレジットカード会社が設定している審査に申込を行い、その審査基準を満たす事が出来れば無事審査に通り後日カード会社からクレジットカードが送付されてきます。

途上与信とその頻度

そのため、私たちがクレジットカードを持つためには最大の難関でもあるクレジットカード審査に通る必要があります。ただ、この審査ですが最初だけ行われるものではありません。カードを持っていればその有効期限内に途上与信と呼ばれている、定期または不定期に行われる審査のようなものがあるのです。

 

そして、この途上与信や法定途上与信の結果次第では、クレジットカード利用限度額の減額や最悪カードの利用停止、強制解約などの事態に発展する可能性がありますので、この途上与信はとても重要な役割を持っているのです。

ただ、普段何気なくクレジットカードを使っている人の中には、この途上与信がどういうものなのか?が分からないという人がいると思いますので、今回の記事で説明します。

 

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途上与信=カードの中間審査になります

あまり馴染みのないこの途上与信ですが、途上=何らかの途中に、与信=顧客に信用を与える、つまり、クレジットカードの有効期限途中において顧客の信用情報を調査して新たに信用を与えるのか?否か?を判断するための与信になります。

もっとも、顧客がクレジットカードの発行から有効期限内に何らかの理由によって信用状態が変わってしまう可能性はゼロではないため、カード有効期間途中での与信はカード会社の利益を守るためには必要と言えます。

カード会社としても、なるべく自社顧客には長くカードを使って欲しいという思いはありますが、長く使わせた結果顧客が多重債務になってしまい、その結果自社に不利益をもたらす事になるような事態は避ける必要がありますので、この途上与信によって利用限度額の調整を行う必要があるのです。

 

[char no=”3″ char=”学くん”]クレジットカードには有効期限があり、有効期限内に顧客の信用状態に変化が起こる可能性があるため、クレジットカード会社では必要に応じて途上与信を行っています。[/char]

途上与信には2種類あります

クレジットカードの有効期限内に行われるこの途上与信ですが実は2種類あって、途上与信の他に法定途上与信と呼ばれている与信がありますので、途上与信と法定途上与信の違いについてここで解説します。

もっとも、毎月無理なく計画的にカードを使っていれば途上与信だろうと法定途上与信だろうと怖くはありませんが、カードを使い過ぎていたりその支払いを延滞している場合には、この途上与信や法定途上与信で何らかの処分が科せられる可能性があるため注意が必要です。

 

[char no=”3″ char=”学くん”]途上与信と法定途上与信の違いは下記の通りです。[/char]

  途上与信と法定途上与信の違い
途上与信

この途上与信は、特に法律によって決められているという訳では無く、クレジットカード会社をはじめとした各金融会社が自社の判断に基づいて不定期に独断で行っている与信になります。

そして、この途上与信では顧客の自社及び他社での利用状況(支払や延滞などの情報)を確認して、この顧客の利用は良好であり今後も自社に対して利益をもたらすであろうと認められた場合には利用限度額が増額される可能性があります。

つまり、この途上与信が行われる=カード利用限度額の減額だけが行われるという訳では無いのです。

 

逆に、自社及び他社での利用状況が良好では無い(延滞や金融事故情報が見つかった)場合には、利用限度額の減額、または最悪クレジットカードの利用停止などの判断がされる可能性があります。ですので、カードを使っている人は毎月延滞無く支払いを行う必要があります。

もっとも、カードの利用代金を毎月決められた日に延滞なく支払う事はカード会員の義務になりますので、これは必ず行う必要があります。

法定途上与信

この法定途上与信は、法定という名称が付いている事からも分かるように、途上与信とは違って法律によって定められている与信になります。そして、この法定途上与信が行われる条件ですが下記の通りです。

 

■包括契約(あらかじめ決められた範囲の中で自由にお金を借り入れられる契約)の場合、1ヶ月の貸付金額が5万円以上でなおかつ貸付残高が10万円以上だと毎月途上与信を行う必要がある
■貸付が全く無いという月があったとしても貸付残高が10万円以上残っている場合には3ヶ月ごとに途上与信を行う必要がある

 

上記条件を見ていただければ分かりますが、クレジットカードに付随しているキャッシング枠の利用や消費者金融のキャッシングなどを利用している人の場合、借入残高が10万円以上になると定期的に法定途上与信が行われます。

また、これらの貸付残高が10万円以上残っていたら毎月または3ヶ月に1度行われますので、法定途上与信を受けたくないのであれば最低でも貸付残高は10万円未満に抑えておく必要があり、また仮に抑えられない場合には毎月延滞無くきちんと支払いを続けていく必要があります。

 

[char no=”3″ char=”学くん”]途上与信も法定途上与信もクレジットカード利用代金を毎月延滞無くきちんと支払っており、使い過ぎていなければ特に問題となる事はありませんので、毎月の支払いをしっかりと行いましょう。[/char]

[char no=”3″ char=”学くん”]もっとも、借りたお金はきちんと返済するのがカード会員に課せられた義務になっていますので、無理なく計画的なカードの利用をお願いします。[/char]


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この記事を書いた人

【簡単なプロフィール】
クレジットカード情報を得意としたクレジットカード専門家であり、現在10枚のクレジットカードを保有中。
数多くのクレジットカード審査での経験を元にした審査関連情報やクレジットカード利用に関する各種情報を発信中。

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