クレジットカード利用限度額減額が与える審査への影響について

クレジットカード利用限度額減額とその後審査

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目次

カード利用限度額が減額されると審査に影響する?

クレジットカード利用限度額減額とその後審査

当サイト内の人気上位の記事でもあるクレジットカードの利用限度額が減額されるという記事の中では、ある日突然クレジットカードの利用限度額が減額された場合、その後のクレジットカードの利用制限や有効期限の更新などについて説明しています。

もっとも、このカード利用限度額の減額はある日突然やってきますので、その対処方法や今後どうなっていくのか?についてはあらかじめ知っておかないと焦ってしまい、平常心を失ってしまう可能性もゼロではないため、この記事の内容については覚えておいても損はありません。

 

クレジットカードの利用限度額減額には注意が必要です

[blogcard url=”https://creditcardinfo2015.net/crecakiso/crecagendogengaku”]

 

ただ、この記事では途上与信や法定途上与信によって利用限度額が減額になる可能性と、その後の更新カードの発行の有無についてのみ説明しており、利用限度額が減額された場合に一番気になるであろう他のクレジットカード審査への影響については説明していません。

そこで、今回の記事ではクレジットカード利用限度額が減額された場合、更新カードでは無く他のクレジットカード審査にどのような影響が出るのか?について説明します。

 

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クレジットカード利用限度額は信用情報に登録されています

これはクレジットカードの大前提になりますが、各クレジットカードの利用限度額が個人信用情報機関の信用情報に登録されています。

 

信用情報の登録期間とその内容

[blogcard url=”https://creditcardinfo2015.net/kojinsinyokikan/sinyojyohosyurui”]

 

●CICでは

■クレジット情報と登録期間
CIC加盟会員と契約者がクレジットカードや各種ローンを締結した契約内容や支払状況など 契約期間中および契約期間終了後5年間

 

●JICCでは

■契約内容の情報と登録期間
登録会員名、契約の種類、契約日、貸付日、契約金額などの契約情報 契約継続中及び完済日から5年を超えない期間

 

●KSCでは

■取引情報と登録期間
クレジットカードや各種ローンなどの契約内容や返済状況(入金の有無や延滞・代位弁済・強制回収手続などの事実を含む)の履歴 契約期間中および契約終了日(完済されていない場合は完済日)から5年を超えない期間

 

これらの情報に、クレジットカードの利用限度額が登録されているのです。そのため、各クレジットカード会社では、審査の際に審査申込者のクレジットカードを含めた各種金融商品の現在の利用限度額や利用金額などの情報を確認する事が出来ます。

利用限度額の確認は可能ですが減額前の金額は把握していない?

基本的に、クレジットカード会社では

●クレジットカード審査
●途上与信や法定途上与信

これらの際に個人信用情報機関の信用情報を照会する事になります。ただ、これはあくまで自社カードの審査や顧客の現在の利用状況の確認のために行われるのであって、審査申込者や自社顧客の同業他社での利用限度額までは自社データベースに登録している訳ではありません。(もちろん自社における利用限度額は登録されています)

そのため、クレジットカードの利用限度額が減額されたとしても、その情報が他のクレジットカード会社に判明する可能性は低くなっています。

 

[char no=”3″ char=”学くん”]他社の利用限度額までは常に把握している訳ではありません。[/char]

審査では現在の利用限度額のみで審査を行います

クレジットカード審査では、審査の際の登録されている信用情報の内容を元にして審査を行っていますので、同業他社における利用限度額については減額された後の金額(審査時に登録されている利用限度額)を確認する事になります。

そのため、Aクレジットカードの利用限度額が減額された場合でも、この利用限度額の減額がBクレジットカード審査へ影響する事はありません。あくまで利用限度額の減額は減額されたクレジットカードにのみ影響を及ぼす事になります。

利用限度額が減額されるにはそれ相応の理由がある

今回の記事では、恐らくここが一番重要になると思いますが、クレジットカードの利用限度額が減額されるという事は、何かしらの減額される理由があります。例えば

●延滞回数が多い
●利用限度額一杯まで使っている

など、いずれもクレジットカード会社にとってはネガティブな情報ばかりになっています。

 

利用限度額が減額される理由はこちら

[blogcard url=”https://creditcardinfo2015.net/crecakiso/crecagengakuriyu”]

 

もっとも、こういった状況の顧客に対しては、今後の利用状況によってはさらに延滞が発生する可能性が高くなってしまうため、クレジットカード会社としては早い段階で利用限度額の減額を行う必要があるのです。

そして、延滞状況や利用状況などは個人信用情報機関の信用情報に登録されるため、いくら利用限度額の減額が審査に影響しないといってもこれらの情報が原因で他のクレジットカード審査へ申し込んだとしても通らない可能性が高くなってしまうのです。

利用限度額減額の理由が審査へ影響します

ここまで説明してきましたが、結論としてはクレジットカードの利用限度額が減額されたからと言っても、それが直接他のクレジットカード審査に影響する可能性は低いです。ただ、利用限度額が減額された理由については信用情報に登録される可能性が高いため、この事が原因で他のクレジットカード審査に通らない可能性が高くなります。

そのため、まずはクレジットカードの利用限度額が減額されないように、毎月計画的な利用を心掛けて下さい。また、利用限度額が減額されてしまった場合には、他のクレジットカード審査への申し込みは行わずに、まずは現状の回復(延滞の解消や利用金額の減少など)に努めた方が良いです。

 

[char no=”3″ char=”学くん”]クレジットカード利用限度額が減額された場合、その理由が他のクレジットカード審査に影響する可能性があります。[/char]

まとめ2021

クレジットカードの利用限度額はある日突然減額される可能性がありますが、この減額によってその後クレジットカード審査に影響が出るという事はほとんどありません。

ただ、利用限度額が減額されるという事は、カード利用者には何かしらの理由があるため、クレジットカード審査に通りたいのであれば限度額が減額されないように普段からクレジットカードを利用する際には十分注意が必要です。


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この記事を書いた人

【簡単なプロフィール】
クレジットカード情報を得意としたクレジットカード専門家であり、現在10枚のクレジットカードを保有中。
数多くのクレジットカード審査での経験を元にした審査関連情報やクレジットカード利用に関する各種情報を発信中。

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