CICに異動が登録されると審査に通りません
CICと言えば、日本にある個人信用情報機関においてその歴史は古く、また日本にある金融会社のほとんど(銀行系を除く)が加盟しているため、CICに事故情報が登録されているとクレジットカード審査はもちろんオートローンや住宅ローン審査など金融商品全般の審査に通らないと言われています。
そんなCICですが、信用情報に事故情報の中でも重大な事故情報にあたる異動が登録されていると、ほぼ間違いなくクレジットカード審査に通りません。
もっとも、クレジットカードの中にはCICに異動が登録されていてもすでに完済済みであれば審査に通るカードもありますが、それはごく一部の限られたケースになるため、大抵のカード審査には通らないため、淡い期待は持たない方が良いです。
それでは、何故CICの信用情報に異動が登録されているとクレジットカード審査に通らないのか?について説明していきますね。
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CICに登録される異動とは?
個人信用情報機関のCICに登録されている異動とは、延滞発生から61日以上または3ヶ月以上延滞が継続している情報の事になります。そして、CICに異動が登録されているとクレジットカード審査はもちろんですが、住宅ローンや教育ローンなどその他の各種金融商品の審査に通らない可能性が極めて高くなります。
もっとも、延滞発生から61日以上または3ヶ月以上の延滞ですから、これはかなり重大な金融事故情報になるため、金融商品全般の審査に影響する事は致し方ありません。
そのため、現在CICに異動が登録されている人は、CICの信用情報から異動が削除されるまで(異動は5年間登録されます)は金融商品の審査には通らないと思っていた方が良いです。
個人信用情報機関に登録される情報と登録期間
[blogcard url=”https://creditcardinfo2015.net/kojinsinyokikan/sinyojyohosyurui”]
他信用情報機関にも異動と同様の情報が登録されています
この異動はCICにのみ登録されている情報になりますが、他の個人信用情報機関にもこの異動と同じ意味を持った情報が登録されているため、他の個人信用情報機関に異動が登録されていないからと言って金融商品の審査に通るという訳ではありません。
もっとも、他の個人信用情報機関(JICCやKSC)にも顧客の長期延滞情報はしっかりと登録されていますので、長期延滞=金融商品の審査に通る事は極めて難しいと考えておいて下さい。
未納分の完済が無ければ異動情報は削除されません
61日以上または3ヶ月以上の延滞によりCICに登録される異動ですが、この異動は延滞分を完済しない限り信用情報から削除される事はありません。ここを勘違いしている人が多いようなのであえて書かせていただきました。
それはそうですよね?長期の延滞で異動が登録されたにも関わらず、未納分の返済に関係なく登録期間完了後に異動が削除されてしまったら、未納分を返済しないまま新たに金融商品の審査に通る可能性が出てきてしまいます。
そうなったら、未納分を返済しない人=長期延滞者にとっては有利になってしまいますので、このような事が許されるはずがありません。そのため、CICに異動が登録されており未納分の返済がまだという人はすぐに未納分の返済をお勧めします。未納分を返済しない限りはCICから異動が削除される事はありませんから。
また、未納分を返済しない限りは半永久的にCICの信用情報に異動が登録され続ける事になるため、結果としていつまで経ってもクレジットカード審査や各種金融商品の審査に通らなくなるため注意が必要です。
[char no=”3″ char=”学くん”]CICに異動が登録されている人は早めに未納分の完済をお勧めします。[/char]
異動が登録されていてもクレジットカード審査に通った事例有り
CICに異動が登録されていると、クレジットカード審査はもちろん各種金融商品の審査に通る事は難しくなっていますが、ごく一部のクレジットカード審査では異動が登録されているにも関わらず審査に通った事例があります。
もっとも、異動が登録されていても未納分を完済していれば長期延滞が解消している事になりますので、クレジットカードによっては審査に通る可能性はゼロではありません。
ただ、これはあくまでごく一部の事例であって全てのクレジットカード審査に当てはまるという訳ではありませんので誤解の無いようにお願いします。基本的にクレジットカード審査では、CICの信用情報に異動が登録されているとその時点で審査終了=審査落ちになるケースがほとんどになりますから。
[char no=”3″ char=”学くん”]CICに異動=審査に通った事例は例外中の例外なので、基本的には金融商品の審査には通りません。[/char]
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