JICCの加盟金融会社も多いです
このJICCですが、元々は全情連という個人信用情報機関に、同じく個人信用情報機関のCCBやテラネットが統合されたため、現在では日本で唯一金融業界の全業態を網羅している個人信用情報機関になっています。
そして、このJICCに加盟している金融会社はかなりの数にのぼるため、個人信用情報機関の中ではもっとも有名なCICと並んでこのJICCにも金融事故情報が登録されているとクレジットカード審査では不利になってしまいます。
そのため、現在クレジットカード審査に通らない人は、このJICCにも信用情報の開示請求を行いその中身を確認する必要がありますが、開示請求におけるメリットやデメリットを知っておかないと、後々困ってしまう可能性もあります。
そこで、今回の記事ではJICCにおける信用情報開示請求のメリットやデメリットについて説明します。
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JICCへの開示請求で発生するメリットについて
ここからは、個人信用情報機関のJICCへの開示請求で発生するメリットについて説明していきます。クレジットカード審査に通らない人はCICと同様このJICCでも信用情報の開示請求を行う必要がありますので、そのメリットやデメリットの把握は必須になります。
JICCに登録されている信用情報の中身が分かる
これは、CICと同様にJICCに登録されている信用情報の中身を確認する事が出来るという点になります。現在クレジットカード審査に通らない人は、通らない原因をそのままにして次のカード審査へ申し込んでも通らない可能性が高いため、まずはその原因を究明する事が先決になります。
そのためには、CICはもちろんこのJICCにも信用情報の開示請求を行って、どのような情報が登録されているのか?審査で不利になるような情報(延滞情報や事故情報の有無)は登録されているのか?など、しっかりと自分の目で確認する必要があります。
そして、JICCに審査で不利になるような情報が登録されていた場合には、その情報が信用情報から削除されるまで待ってから、新たにクレジットカード審査への申し込みを行った方が審査に通る可能性が高くなります。
信用情報の登録期間についてはこちら
[blogcard url=”https://creditcardinfo2015.net/kojinsinyokikan/sinyojyohosyurui”]
JICCの登録期間は少し微妙な言い回しです
先程の参考URLで確認すると分かりますが、CICの信用情報登録期間は6ヶ月間や5年間などきっちりと区切りの良い期間となっているのに対して、JICCの信用情報登録期間は1年を超えない期間や5年を超えない期間など、その言い回しが少し微妙ですよね?
登録期間の言い回しが微妙なため、JICCに加盟している金融会社によっては、1年間や5年間を待たずして金融事故情報を削除している場合があります。(事例有り)
そのため、4年半ほど前に金融事故を起こしてしまい、その事故情報がまだ登録されていると思っている人は、是非JICCに信用情報の開示請求を行ってみて下さい。場合によっては事故情報が削除されているかも知れませんから。
[char no=”3″ char=”学くん”]JICCの信用情報にはきっちりとした登録期間がないため、信用情報がどの程度の期間登録されているのか?については信用情報の開示請求を行ってみないと分かりません。[/char]
JICCへの開示請求で発生するデメリットについて
このJICCへの開示請求で発生するデメリットですが、これもCICと同様に開示手数料が発生する点になります。JICCでの開示手数料は、携帯電話や郵送で開示請求を行う場合には1,000円、直接JICCの窓口に出向いて開示請求を行う場合には500円の手数料が掛かります。
もっとも、自分の属性情報とは違いJICCへの開示請求を行わないと、どのような情報が登録されているのか?が分かりませんので、現在クレジットカード審査に通らなくて困っている人は何を差し置いてでもCICと同様このJICCにも信用情報の開示請求を行って下さい。
JICCに登録されている信用情報を確認しない事には、今後のクレジットカード審査への対策を立てる事が出来ないのですから。
[char no=”3″ char=”学くん”]クレジットカード審査に落ちている人にとっては、この信用情報の開示請求は必須になります。[/char]
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